Symantec: 金融機関を狙うトロイの木馬は引き続き脅威
Trend、McAfeeと来たので、今回はSymantecのブログから。
ここ一週間くらいの記事を確認。
金融機関を狙うトロイの木馬の 2014 年における概況: 摘発作戦によって感染件数は 53 % 減少したものの脅威は引き続き蔓延 | Symantec Connect
Is IoT in the Smart Home giving away the keys to your kingdom? | Symantec Connect
Microsoft Patch Tuesday – March 2015 | Symantec Connect
MSのパッチチューズデイも気になりましたが、やはり日本語のほうがわかりやすいので、金融機関を狙うトロイの木馬をまとめ。
・金融機関を狙ってオンラインバンキングセッションから取引を傍受し、リダイレクトするトロイの木馬について
・2014年、感染件数は53%減少
・Trojan.Shylock などの脅威ファミリーがほとんど姿を消した一方で、新しく派生した Infostealer.Dyranges などの脅威が増加
・法執行機関とセキュリティ業界が協力して実行した摘発作戦が減少の理由
また、たいしたことは書いてないが、下記に気をつけましょうとのこと。
- 迷惑メールや身に覚えのない不審な電子メールが届いたら警戒する
- ウイルス対策ソフトウェアとオペレーティングシステムを常に最新の状態に保つ
- 二要素認証などの高度なアカウントセキュリティ機能を利用できる場合は有効にする
- すべてのアカウントに強力なパスワードを設定する
- オンラインバンキングセッションが完了したら必ずログアウトする
- アカウントへのログイン通知を利用できる場合は有効にする
- 銀行の取引明細を定期的にチェックして不審な取引がないか確認する
- 金融機関のサービスを利用しているときに不審な動作があった場合は金融機関に報告する
日本の被害は2013年の2位から5位になった。
マルウェアが起因になった日本での被害はそれほど多くないと思ったが、意外と多いんですね。
Symantecブログでは、1枚の絵でよくまとめてますよね。
結構視覚的にまとまっていて、結構好きです。
それでは。